写真を読み込んでいます
少々お待ちください

Niwayama Gallery 庭山ギャラリー

Artist

147  セレブリャコワ/Zinaida Serebriakova(1884-1967)

1909年 化粧室での自画像/At the Dressing-Table.Self-Portrait(トレチャコフ)

セレブリャコワは、ウクライナで芸術家一家で育ち、この作品で注目された女流画家。ロシア革命後も、家族と交流を絶やさずにパリなどで活動を継続している。ロシアで女性の自画像が描かれたこと自体に社会的な意味を持たせることもできるが、なによりも、この絵に新しい美人画の息吹を感じる。オールドマスターのような巧さはないが、注文主がいなくても好きな絵を描ける環境で、明るく、軽く、のびやかに人物を描き、爽やかな印象を与えている。彼女は、肖像画を多くし、裸体画への挑戦も眼を見張るところがある。

  • AP311

Artist

目次へ戻る
PAGE TOP