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Niwayama Gallery 庭山ギャラリー

Artist

122  ゴヤ/Francisco de Goya(1746-1828)

1800年頃 扇を持つ女性/Woman with a Fan(ルーブル) Oil on canvas

ゴヤは、宮廷画家でありながら社会性の強い絵画を描いたりして、彼の人生それ自体が強い魅力を放っている。「裸のマヤ」は裸体画の歴史でもっともパワーのある魅力にあふれているが、裸体画にかぎらずどんな人物像を描かせても、超一流である。技術的な基本の確かさはどんな絵を見ても安心できる。この作品は、女性の血の流れと体温が直接感じられるほどの強烈な印象を受ける。その意味で女性の魅力を引き出した傑作だ。

  • AP279

1806/1811年 ガルシア/senora sabasa Garcia(ワシントン) Oil on canvas

ガルシアは、スペイン外務大臣の姪であり、その美しさに感銘を受けてゴヤがモデルになることを要請したとのこと。背景を暗く落とし、大胆な刷毛遣いでスケッチしたかのように描写している。

  • AP280

1805年以前 イザベル・デ・ポルセル/Dona Isabel de Porcel(ロンドン) Oil on canvas

大柄の色白の肉厚美人で、ゴヤの肖像画の中でもっとも華やかな女性である。もっとも最近は、他人の作品であるとの疑問も提起されているとのことだが、この作品の価値は変わらない。女性のオーラを感じる一枚である。

  • AP281

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