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Niwayama Gallery 庭山ギャラリー

Artist

148   ヤン・マサイス/Jan Massys(1509-1575)

(AP312) 1540-50年 ユディトとホロフェルネス/Judith and Holofernes(ボストン)Oil on panel
(AP313) 1543年 ホロフェルネスの頭部を持つユディト/Judith with the Head of Holofernes(ボストン)Oil on panel

ヤン・マサイスの父親はクエンティン・マサイスである(AP112のマグダラのマリア)。ユディトは、旧約聖書でアッシリアから民衆を解放するために敵の将軍ホロフェルネスを身をなげうって殺戮したヒロイン。ユディトは、16世紀をとおして、色仕掛けで敵将を殺めた女性としてイメージが形成され、運命を背負った悪女(ファムファタール)の役割を演じた主役として描かれている。ヴィーナス像に女性の理想像を求める画家は、様々な口実をつけて裸体画を描く正当化を図ったが、ユディトも格好の題材となった。

  • AP312
  • AP313

(AP314) 1562年 ダヴィデとバテシバ/David and Bathsheba(ルーブル)Oil on wood

旧約聖書でダヴィデが人妻のバテシバの入浴姿に懸想した有名な話。背景の都市、宮殿の様子など風俗も描かれていて、これを背景にしてバテシバを口説くダヴィデだが、彼は所詮は脇役で、絵画の主役はバテシバの裸体である。ヤン・マサイスの裸体画は総じて、16世紀半ばに描かれたブロンジーノ(AP210),ティツアーノ(AP181),クーザン(AP194)の裸体画とは異なるオリジナリティがあり、アルトドルファー(AP130)の生硬さをも乗り越えた新鮮さがある。

  • AP314

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