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Niwayama Gallery 庭山ギャラリー

Artist

174    フュースリ―/Johann Heinrich Fussli(1741-1825)

(AP355) ティターニアとボトム/Titania and Bottom(ロンドン)Oil on canvas

フュースリ―はスイス人画家で後半生はロンドンに永住し、幻想的なロマン派的テーマで人気を博した。この作品は、シェークスピアの真夏の夜の夢の一シーン。妖精の女王ティターニアが王に魔法をかけられ、獣の頭にされているボトムに恋してしまう。妖精の乱痴気騒ぎの怪しげな群舞の中の女王は、見事な肢体をさらけ出しながら、どこか現実感のない肉体を纏っている。もはや女性裸体画の範疇に入らないかもしれないが、18世紀の女性画の枠を完全には飛び出してはいない独自の世界を築いた

  • AP355

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