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Niwayama Gallery 庭山ギャラリー

Artist

161   フォンテンヌブロー派の画家

(AP332) 1550年代 ヴィーナスの化粧/The toilet of Venus(ルーブル)Oil on canvas
(AP333) 1594年頃 ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とされる肖像/Presumed portrait of Gabrielle de Estrees and her sister,
the Duchess of Villars(ルーブル)
(AP334) 1595年 ガブリエル・デストレと姉妹の入浴/Portrait of Gabrielle de Estrees with one of her Sisters,Bathing(ウフィッツイ)Oil on canvas

AP332は、クーザンのパンドラ(AP194)と同時代の作品である。理想的な裸婦像への共通した好みがみられ、おそらく当時のフランス宮廷の空気があったのだろう。

AP333は、ルーブルの中でも知名度では上位に入るであろう。奇妙な仕草の謎解きをめぐって未だに騒がしい。フランス王アンリ4世の愛人ガブリエル(右の女性)は、この絵が描かれた数年後に謎の死を遂げている。フォンテンヌブロー派の裸体画はこの絵を含めて引き締まった体形の裸体と両手の独特のポーズを宮廷を舞台に惜しげもなくさらしている構図で強烈な印象を与えている。

AP334は前作と同一系列の画家によるものであろう。手の絡み合いがやはり謎である。

  • AP332
  • AP333
  • AP334

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