NIWAYAMA GALLERY

Introduction

庭山ギャラリーの開設にあたって

仕事の傍らに、自然に親しみ、旅行先の風情を追いかけながら写真撮影を始めて20年を越えました。近年は、美術作品や舞台・人物の撮影まで興味が拡がりました。私的な日記帳写真のようなものでしかなく、私の行動を丸裸にされるような気恥ずかしさがあります。それでも確かに存在した世界の記録であり、同じ空気を生きた方々と写真を共有して感動を分かち合いたいと思いブログを作成しました。これからも新たな写真を随時紹介するためにブログも更新続けます。たまにこのブログにアクセスください。あなたにとって素敵な思い出になるかもしれません。
庭山 正一郎 プロフィール

今月の一枚

江之浦測候所と根府川石

2024年4月2日

小田原文化財団 江之浦測候所は相模湾を眼下にしたみかん園から美術家杉本博司さんが創り上げた1万坪の空間。庭園でもあり、古刹でもあり、遺跡でもあり、なによりも太陽の光をとらえる現代空間を造った不思議な場所である。マヤのチチェン・イッツア遺跡エル・カスティーヨを想起する。地元で採石した根府川石をふんだんに使って踏み石とした景色も見事である。その先にあるのは東大寺七重塔礎石。由緒ある石があちこちに鎮座して存在感を放っている。世界に類例のない杉本ワールドの誕生だ。

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Topics

  • 2024.04.02

    24年3月に2回江之浦測候所に行きました。写真の被写体になるものがおおく写欲を刺激します。2回目にはオオヤマサクラが満開で見事でした。交通の便が悪いところにもかかわらず、外人観光客も多く、杉本博司さんの独自の世界に魅かれる多様な層を実感してきました。ともかく類例のない場所であり、一見の価値があることに疑いがありません。

  • 2024.03.20

    現在、国立新美術館で開催されているマティス展の展示中撮影が許されている絵画の中から、ブルーヌードⅣをアップします。

  • 2024.03.17

    マティス美術館に姫路市立美術館所蔵の6点を追加しました。連番号は411-416です。松方コレクションから散逸した6点のマティスの1枚が現在姫路市立美術館にあることが確認されています。また1947年に出版したジャズシリーズ20点のうち5点を追加しました。いずれも國富奎三氏のコレクションで同美術館に寄贈されたものです。

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