NIWAYAMA GALLERY

Introduction

庭山ギャラリーの開設にあたって

仕事の傍らに、自然に親しみ、旅行先の風情を追いかけながら写真撮影を始めて20年を越えました。近年は、美術作品や舞台・人物の撮影まで興味が拡がりました。私的な日記帳写真のようなものでしかなく、私の行動を丸裸にされるような気恥ずかしさがあります。それでも確かに存在した世界の記録であり、同じ空気を生きた方々と写真を共有して感動を分かち合いたいと思いブログを作成しました。これからも新たな写真を随時紹介するためにブログも更新続けます。たまにこのブログにアクセスください。あなたにとって素敵な思い出になるかもしれません。
庭山 正一郎 プロフィール

今月の一枚

ロラン・バルトの遺作

24年10月1日

20世紀フランス構造主義を代表する哲学者ロラン・バルトが晩年に描いた素描が数十点日本に存在する。彼が1980年に交通事故で死去したのち、その素描が散逸するのは忍びないと考える日本のファン46名が全員ですべての素描を共有して後世につなごうとするユニークな組織が存在している。各自が抽選であたった素描を一枚づつ2年間「預かり」それを2年後の展覧会に持ち寄り、その際に新たな抽選であたった素描をまた持ち帰るのである。1985年から開始されたこの企画は9月に新宿柿傳ギャラリーで12回目が開催された。アマチュアの手慰みと切り捨てるには惜しい、オリジナリティのある作品が展示され壮観だった。私の知る限り、フジコ・ヘミングやマイルス・デイビスの絵画のユニークさに通じる味のある作品であった。

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Topics

  • 2024.06.22

    マティス美術館に石橋アーティゾン美術館所蔵の一枚(オダリスク 1926年)を419番で追加しました。

  • 2024.06.19

    マチス美術館に418番として、「ニースのアトリエ」(1929年)を追加しました。

  • 2024.05.12

    2024年5月11日

    オーストラリアのゴールドコーストで休暇を滞在した際のスナップを海外旅行欄に掲載しました。また春バラの写真を12枚薔薇欄に掲載しました。今年の薔薇の開花は例年よりは少し早かったようです。

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